「シングルマザーで〇人の子供を育て上げた」というフレーズを時々見かけます。
「どうやったら生活できるの?」と思われる方もいるのではないでしょうか。
貯金無し?! 民間アパート暮らし、貧困シングルマザーの生活と家計簿の内訳
私の平均月収は手取り11万円。
わが家の家計簿を公開します。
1ヶ月の家計簿の内訳
- 居住費・・・4万円
- 光熱費・・・2万円~2万5千円
- 通信費・・・2万円
- 食費・・・3万円~
- 生活用品費・・・1万円
- 教育費・・・1万5千円~
- その他・・・1万円~
居住費
ウチの場合は、民間のアパートです。
住んでいる地域によって差が出るかと思いますが、わりと高めです。
県営、市営住宅などに入ることができれば、もっと低く抑えることができます。
家賃2万円台~、全国47の都道府県に1,000物件以上、100,000室以上を展開!
敷金0礼金0のお部屋探し アパマンショップ
光熱費
√水道料金
水道料金は地域によって大きく変わってきます。
私の住んでいる地域では、27㎥くらい使うと約1万円の請求が来ます。
一番多く使うのは、お風呂です。
ウチのアパートは追い炊き出来ない湯ぶねなので、冬はひとり入浴すると冷めてしまいます。
入るたびにお湯を入れ替える訳にもいかず、結局、冬もシャワーで済ませてしまいます。
√ガス料金
都市ガスとプロパンガスでは、料金が変わってきます。
プロパンガスは、都市ガスの2倍くらいの料金になります。
賃貸物件を探す際は、どちらなのかを確認しましょう。
最近はオール電化が進んでいるので、ガスを使わないところもあります。
√電気料金
電気代は、電気会社を変えるだけで安くなります!
各社、いろんなサービスとかけ合わせていることが多いので、お得なところを選びましょう。
通信費
今の世の中、ネット環境は必需品です。
子供もスマホを持つようになり、通信費は10年前から比べると2倍くらいになっています。
スマホを格安スマホに変えるだけでも通信費を抑えることができます。
BIGLOBE WiMAX 2+のギガ放題なら、1年契約&自動更新なし★
食費
食費は減らそうと思えば、減らせるのですが、育ち盛りの子供には、食事は大切なものです。
安い食材で、栄養バランスを考えて食事を作るよう心がけていますが、
疲れているときなどは、ついインスタント食品に頼ってしまいます。
外食はほとんどしません。
生活用品費
洗剤やティッシュペーパー、常備薬など、必ず必要なもの。
できるだけ安いものを選んでも、平均すると月1万円くらいになります。
教育費
公立の中学校で約1万5千円(修学旅行積立含む)。
塾や習い事があれば、その分負担は大きくなります。
公立の小・中学校では、収入によって給食費が免除になる制度があったりしますので、
各自治体で確認してみてください。
その他
保険料、美容院代や交通費など。
自動車を所有していれば、毎年の自動車税・車検・タイヤ代・オイル交換等のメンテナンス代などの費用がかかります。
自動車は田舎では必要なものですが、大きな出費を生むものでもあるのです。
せめて自動車保険は、プランを見直しましょう。
赤字なのに暮らせていける訳は国や自治体の制度があるから
我が家は確実に月収以上かかっています。金額にして約15万円。完全に赤字です。
多くの制度に助けられて暮らしています。
遺族基礎年金
国民年金の被保険者等であった方が、受給要件を満たしている場合、亡くなられた方によって生計を維持されていた「子※のある配偶者」または「子※」が、遺族基礎年金を受け取ることができます。
※子とは
- 18歳になった年度の3月31日までの間にある子。(受給要件を満たした国民年金または厚生年金保険の被保険者(被保険者であった方)が死亡した当時、胎児であった子も出生以降に対象となります。)
- 20歳未満で、障害等級1級または2級の障害状態にある子。
- 婚姻していないこと。
ウチの場合は、「遺族基礎年金」を受給しています。
2ヶ月ごとに口座に振り込まれます。
「遺族基礎年金」は、子供が18才になった時点で終了です。
児童手当
児童手当は、0歳から中学校卒業までの(国内在住の)児童がいる家庭に給付されます。
3歳未満 一律15,000円 3歳以上
小学校修了前10,000円
(第3子以降は15,000円)中学生 一律10,000円
子供が義務教育の間は支給されます。
4か月分がまとめて口座に振り込まれます。
児童扶養手当
児童扶養手当は、ひとり親家庭の生活の安定と自立を助け、児童の健全育成を図ることを目的とし、18歳に達する日以後最初の3月31日までの児童または、20歳未満で政令で定める程度の障害の状態にある児童を監護している父子・母子家庭の父または母や、父母にかわってその児童を養育している方に支給されます。
離婚などのため、ひとり親家庭になった場合や、児童の父母に一定の障害がある場合などに、その児童を養育している方に対して支給されます。
ウチは、遺族基礎年金の方が金額が高いため、児童扶養手当は受けていません。
医療費の控除制度
ひとり親家庭では親が働いていれば、医療費の自己負担が0になる制度があります。
自治体によって違うかと思いますが、この医療費の助成は本当に助かります。
お金がなくて、具合が悪い子供を病院に連れていけない!ということがありません。
ひとり親家庭でも楽しく生きていきたい
複数の収入減を確保しよう
パートやバイトを掛け持ちしている方もいます。
国が副業を推進していることもあり、副業をする方が増えてきました。
会社によっては副業が禁止されている会社もありますので、就業規則等で確認しましょう。
複数の収入減を確保すると心が安定します!
体調を崩したり、学校の行事などで仕事を休むと、その分、収入は減ってしまいます。
精神的にもキツイですね。
そこで、複数の収入減を確保しておきましょう。
副業は何をすればいいのか
短時間のアルバイトをすることが出来れば、収入が安定すると思い、探してみても、
夜明け前とか夜遅い時間の仕事が多いです。
そんな時間に子供をひとりにしておくのは心配です。
自宅で出来ることを探してみてはいかがでしょう?
イラストや写真を販売する。
ハンドメイドの作品を販売する。
なんでも良いのです。
ポイントは、自分の好きなことをすること。
好きでなければ続きません。
おすすめのサイト
何か得意な事があれば、それを収入に繋げることが出来ます。
クラウドワークスで「資料を取り寄せるだけ」というものや、
「アンケートに答えるだけ」という簡単なものをやってみました。
大きな金額にはなりませんでしたが、口座に振り込まれると、とてもうれしいものです。
ちなみに今、私がやっているのは以下の3つ。
- メルカリ・・・不用品を売ります。発送方法も簡単なものがあるので手軽に利用できます。
- ココナラ・・・趣味が仕事につながります。
- 投資信託・・・子供の将来のためと自分のために定期的に積み立てています。
投資信託はドルコスト平均法ですね。
リスクはありますが、今のところ順調に増えています。
楽天で買い物をすることが多い方は楽天証券をおすすめします。
楽天ポイントを投資にまわすことができます。
どれもまだ、大きな収入にはなっていませんが、楽しみながら勉強できることです。
ただ、このままでは収入の大幅UPは期待できません。
仕事のしかたを見直すことが必要なときもあります。
コメント