新型コロナウイルスの影響で、仕事がなくなった。減ってしまった。
家賃が払えない・・・! と、悩んでいませんか?
住居確保給付金という家賃補助制度をご存じですか?
住宅確保給付金は2015年4月に施行された「生活困窮者自立支援法」に基づく制度。
よくわからないですね。
実際に相談、申請してきました。
住居確保給付金とは
「住居確保給付金」は、離職・廃業から2年以内、または休業状態により、収入が減少し、離職などと同程度の状況にある方を対象に、一定期間、家賃相当額を自治体から家主さんに支給するものです。
お住まいの地域の自立相談支援機関に相談・申請できます。
主な給付要件チェック
- 離職、廃業をした日から2年以内、またはやむを得ない休業などにより、収入が減少していること
- 資産(貯金)は一定額以内で、収入基準額(自治体によって違います)を超える収入がないこと
- 国の雇用施策による給付(職業訓練受講給付金など)を受けていないこと
「住居確保給付金」は、もともとあった制度ですが、2020年4月20日から要件が緩和され、新型コロナウイルスの影響で、失業、休職、自宅待機、収入が減ったフリーランスの人も対象となりました。
自分から申請しないと給付を受けることはでませんので、該当する方は問い合わせてみましょう。
支給額
支給額は、地域によって上限が決められています。
ウチの場合は2人世帯で42000円でした。
給付額は、家賃の代理納付という形で大家さん、または不動産会社の口座に直接振り込まれます。
支給期間
原則3か月。
状況によっては、最長9か月まで延長可能とのこと。
申請の窓口
お住まいの地域の自立相談支援機関(各自治体の福祉部署)
混みあっている場合があるので、電話で問い合わせてから行くことをおすすめします。
申請に必要なもの
- 本人確認ができるもの(運転免許証やマイナンバーカードなどの原本)
- 通帳(同一生計の家族の分、ぜんぶを記帳して持っていきましょう)
- 印鑑(認印でOK)
- 雇用保険受給資格者証や離職票(ある場合)
- 本人の責任ではないことで収入が減ったことを証明できる書類(シフト表、解雇通知など)
相談・申請
約1時間かかりましたが、難しくはないです。
持ち帰って、家で書いてもいいのですが、書き方を聞きながら書くことをおすすめします。
✅数枚の書類に記入します。
✅本人確認書類と通帳は写しを提出します。(コピーをとってくれます)
✅収入が減ったことを証明できる書類がない場合は、書類が提出できない理由を記載する欄がありました。
✅記入する書類は何枚かあるのですが、1枚だけ大家さん(不動産会社)に記入してもらうものがありますので、その書類は一度持ち帰ります。
(私の場合は、不動産会社が近くだったので、その日のうちに提出しました。)
給付までには10日ほどかかるとのことでした。
また、一定期間ごとに担当者から状況確認の連絡が来ます。
早めに相談しましょう
私は最近までこの制度を知らず、「家賃どうしよう・・・」と悩んでいました。
ネットでいろいろ調べていたところ、この制度があることを知り、さっそく自立相談支援機関に電話で問いあわせ、申請しました。
良い精神状態で就職活動をするためにも、早めに相談してよかったです。
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