【中学3年生の不登校】不安を減らす方法と、成績維持に効果のあった「はいち先生の塾チャンネル」を紹介します。

不登校 子育て

中学3年生という、とても繊細な時期に学校へ行けなくなると、親も子も不安になりますよね。

 

 

私たち親子で、もがきながら見つけた、不安の減らし方・勉強方法をご紹介します。

この記事では、以下の4つについて書いていきます。

  • 学校に行けない自分(子供)を受け入れる
  • 楽しいこと思うことを見つける
  • 自宅での学習方法と高校の選択
  • 小さな目標を作る
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中学3年生の不登校。不安を減らす方法と学習方法、そして進路の見つけ方

希望

 

不安を減らす考え方【学校に行けない自分(子供)を受け入れる】

 

不登校の子たちの不安はどこからやってくるのでしょう?

  • 学校に行けないことで自己否定感からくる不安
  • 進路が選べず、未来が見えないことからくる不安
  • 勉強が遅れることへの不安
  • 孤独感からくる不安

ひとりひとり違うので、もっといろいろあると思います。

さらに親の不安を感じ取ってしまうことで、子どもは不安が大きくなります。

しかし、親も子もそれぞれの考えや感情をただ抑えることでは解決しません。

 

家族の方が先に受け止めてあげないと、本人はいつになっても否定感から抜け出せません。

まず、家族が「学校に行けなくても問題ない」と肯定できるようになるといいですね。

 

2020年の1学期。

うちのムスメが通う中学校では、5月連休の数日後に新しいクラスでの新学期が始まりました。

新型コロナウイルスも収まっていない中の登校。

全員が落ち着かない状態だったと思います。

 

クラスも新しくなって、クラスメートに親しい子もいたようなので、

あえて、2年生の時の不登校にはふれずに学校に送り出しました。

ムスメは1週間ほど学校に行って授業を受けましたが、

そのうち、学校へ行くと体調を崩し、学校に行くことが出来なくなりました。

結局、毎日、家に居ることとなりました。

 

保護者宛の書類や授業で使ったプリントはどうすればいいかと先生に聞かれ、

あらかじめ宛先を書いたレターパックを担任の先生に渡しておいて、郵送してもらいました。

特に中学3年生という時期はプリントが多いですしね。

とても便利でした。

 

 

学校を休み始めて1ヶ月程経った頃、ムスメが「精神的に不安定になる」とつぶやく。

理由は本人もわからず、ただ、涙が出てくるというのです。

受験生ということもあり、これからのことで不安になったのか、寂しいのか、本人にもわからない。

 

まずは、「学校に行かなくても大丈夫だから!」と伝えました。

子どもが自分を否定しているのに、親まで否定してしまったら、

ムスメには誰も味方がいなくなってしまう。そう思ったからです。

 

しかし、私もどうしたらいいのかわからない・・・というのが本音。

不安になる要素をひとつひとつ解決していくしかない!

ムスメと向き合っていこうと思いました。

 

楽しいこと思うことを見つける

 

「楽しい」と思えることがあるのは大事なことだと思います。

何にも興味が無くなってしまう方が怖い。

例え、親からしたら「くだらない」と思えることでも、子供にとっては、

心の拠り所になっていることも少なくありません。

極端にそれだけに執着したり、生活に支障が出るものでなければ、やめさせなくても良いと思います。

 

逆に、子供が興味を持っていることについて、親の方も興味を持ってみてはいかがでしょう?

子供は自分の好きな事なので、嬉しそうにいろいろ話してくれたりします。

 

自宅での学習方法と高校の選択

オンライン

中学の学習方法

最初は、教科書ガイドを購入し、テキストなどを進めていたのですが、

数学が苦手なムスメは、「ガイドを見てもわからない!」と言う。

私が教えるにも、何十年も前にやったことなので、完全に忘れていて、

基礎から勉強しなおして教えてみたものの、恐ろしいほど時間がかかる。

無理でした・・・。

 

実は、中学1年、2年の時は、「はいちの楽しくなる数学」という教材を購入していました。

「わかりやすい」とムスメも気に入っていました。

 

YouTubeと連動していて、とても解りやすいものだったのですが、3年生の本は出ていない・・・。

 

そこで、調べて見つけた救世主!

はいち先生の塾チャンネル → https://19ch.tv/

 

しかも、動画は、数学だけでなく、他の教科の動画もUPしてくれていました。

 

・数学(算数)は、小学3年生から高校まである!

・高校受験対策まである!

・資料をプリントアウトして使うことが出来る!

・全部無料!

 

質問することは出来ないけれど、ひとりで教科書に向かうより、効率的です。

動画を見ながらプリントをやる  学校のテキストをやる。

家での勉強方法を見つけることが出来ました。

 

自宅での勉強にお悩みでしたら、一度試してみてください。

 

~追記~

はいち先生は、情熱大陸でも紹介されました。

情熱大陸 2020年11月29日(日) 放送分

 

 

SNSで頂いた一言から、進みたい高校を見つけた!

中学3年生にとって進学は、とても大きな問題だ。

 

ムスメと話し合い、「全日制高校は無理そうだ」ということまできた。

親としては、全日制の高校で楽しい高校生活を送ってほしかったが、

本人がそれを望んでいない。

 

思考を切り替え、通信制高校について調べた。

調べてみると、近くにある通信制高校が、2年後には無くなり、

クルマで30分のところにある学校で新しい通信制高校ができるらしい。

つまり、2年生の途中から、別の学校に転校となる。

しかも、週1回のスクーリング(登校日)がある。

 

そして、高校卒業の資格が世間的にも必要なことはわかっているけれど、

ムスメにとって、やりたいことが無い高校に興味を持てないようだ。

 

仕方なく、消去法でその通信制高校を選択していたということに気づいた。

 

以前、Hayato(@hayato_omr)さんがTwitterで、

何でも質問に答えるという企画をやっていた時、ムスメのことを聞いてみた。

そしたら、「高校はN高に行けばいい」と返信をもらった。

その時は、都会なら近くにキャンパスがあるのでスクーリングも問題ないけれど、田舎では・・・。

と、あまり深く調べていなかったことを、ふと思い出した。

 

N高等学校 → https://nnn.ed.jp/n_high_school/

 

調べてみると、ムスメが好きなイラストも教えてもらえる!

もちろん、イラストだけでなく、いろんな学科があった。

これなら、興味を持ってくれるかもしれない!と思った。

 

資料請求したり、オンラインの説明会に参加した。

スクーリングは隣の県にあるキャンパスで受けることが出来ること、

しかも1年に5日ほどまとめて受けることが出来る。

 

「これならいけるかもしれない!」と私は心の中で思っていたが、ムスメの意思が優先。

「どう?」と聞くと、「ここにしたい」と答えが返ってきた。

今までと反応が違った!

仕方なくという感じではなく、自分の意志で言っていた。

 

未知の世界ではあるけれど、希望が見えた。

 

N高については、担任の先生も知らなかったようで、

三者面談の時に進路希望として話したところ、少し戸惑っていた。

 

私としては、高校生の3年間を楽しく、有意義に過ごしてほしい。

いろんなことにチャレンジできそうなN高は、まさに理想の高校だと思いました。

 

学校選びで悩んでいるのでしたら、選択肢のひとつとして考えてみてください。

 

~追記~

2021年より S高も設立されました。

S高等学校 → https://nnn.ed.jp/s_high_school/

 

小さな目標を作り、行動する

希望

何か小さなことでもいいので、目標を作り、毎日継続していくと、

「自分はやれるんだ」という自己肯定感が生まれます。

 

ムスメにとっては、今の自宅での学習方法が、N高に進学した際にも必ず役に立つはずなので、

毎日4時間を目標に勉強を進めている。

自分でスケジュールを組み、親の力を借りずに学習に取り組んでいる。

夏休み前に受けた定期テストでは、順番こそは落ちたものの、学年の真ん中くらいの位置の結果を出していた。

(正直おどろいた!全く授業に出ていないのに!!)

小さなことでもいい。

ムスメの成功体験が、少しでも自信に繋がっていけばと思う。

 

まとめ≪未来に希望を持つことが大事≫

 

「子供が不登校」という、他人事に思えていたことが、我が家でもおきてしまった。

初めは戸惑い、出来るだけ学校に行くようにしてみたり、

逆に出来るだけ刺激しないようにしてみたりもしました。

でも結局は、「学校に行く」ことより、「どんな生き方をするのか」の方が大事なのだと気づき、

子どもと向き合った。

 

子どもと向き合うことで、自分自身と向き合うことにもなった。

勉強もせずに、ただスマホをいじっているムスメに対して、

「今のまま、何もしなければ、将来生活していくことも難しい」という、

少し追い詰めてしまいそうな言葉も使いました。

しかし、それは私自身の経験や世間一般の考え方だ。

「経験もないのにエラそうなこと言えないな・・・」と思いなおした。

 

どうしたらムスメが自分の生きたいように生きることが出来るのか、

いくつか例を出しながら話し合った。

 

ほんの少しだけ先のことに希望を持つことによって、ムスメの心は安定した。

相変わらず、学校には行けていないけれども、自分の新しい生活を作り出している。

 

1年後すら、どうなっているか私にもわかりません。

ただ、その時その時で、小さな希望を見つけ出し、進んでいくしかないのだと思います。

 



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