子供が学校に行かないということで、家庭の生活も少し変わってきます。
全て子供中心という訳にはいかないですし、親が全てを決めてしまうのもよくありません。
折り合いをつけて、生活を見直すことが大切です。
不登校の子供が将来自立するための生活
学校に行きたくない子供の「新しい生活様式」の例
コロナウィルスが発生し、感染予防のための「新しい生活様式」が推進されているが、その生活がうちのムスメには理想の生活でした。
自粛生活はストレスが溜まる!!
自粛生活って快適! いつもこうならいいのにな。
・密を避ける
・グループ行動をさける
・買い物はすいている時間に行くか、通販を利用する
密を避ける
パーソナルスペースが広い子は、親しい友達でも距離が近いと不快に感じるようです。
猫が自分のテリトリーに入ったものに警戒するのと同じですね。
あまり多くの人と会わないことで、ストレスを減らすことができます。
また、事情を話して友達が理解してくれれば、誤解によって不快な思いをさせることを避けることができます。
グループ行動をさける
グループで行動すると、どうしても他の人に合わせなければならない時がありますが、ひとりで行動すれば、自分のペースで物事が進められるというメリットがあります。
自分のペースでいきたい子は、ひとりで行動することが多いですね。
買い物はすいている時間に行くか、通販を利用
ウィンドウショッピングも楽しいものですが、実際は時間の無駄になっていますね。
無駄遣いにつながることも・・・。
通販を利用して、すべての無駄を省くという考えもあります。
最終目的が学校に行くことではない
憲法26条2項で、すべての国民は、「その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。」とあります。これは、保護者の義務です。
親としては、普通に学校に行ってほしいというのが本音だと思います。
しかし、そう思いながら子供と接すると、子供にも伝わってしまい、自分が学校に行けないことを責めてしまうでしょう。
子供にとって、義務教育は「教育を受けなければならない義務」ではなく、ただの権利です。
行きたくない学校に無理やり行かせる必要はないのです。
私がおすすめする「新しい生活様式」は、その子にあったものでなくては意味がありません。
子供が話してくれるのなら、どんなことが嫌で、どんなことがしたいのか話し合うことが大事です。
子どもにとって多くの選択肢・可能性を残す
生活リズムを崩さない
これからどうなっていくかわからない不登校の生活。
学校に行かないからといって、好きな事だけ、好きなようにする生活を送っていると、生活が乱れてきます。
多くの人たちは、「朝起きて、夜は眠る」という生活を送っています。
これから先、学校に行きたいと思うことがあるかもしれない。
普通に会社員として働くかもしれない。
そんな時、生活リズムをスムーズに合わせていくためにも、「朝起きて、夜は眠る」という生活は守っていくようにしています。
自主学習をする
休み始めた頃、ムスメはやりたいことだけに集中したいと言いました。
やりたいことがあるというのは、ともて素晴らしいことだ。
私が中学生の頃は、そんなこと考えたこともなかったから(笑)
ただ、やりたいことだけで生きていくには、いろんな勉強が必要です。
そして、もしそれが収入に繋がらなかったら、生活していくことができない。
その場合、「中卒」では苦労することが多いのも事実。
高校進学は保険のようなものだけれど、子供の将来を考えると必要だと思いました。
今のところ、通信制高校がムスメに合っていると思われるのですが、通信制は基本的に自主学習となります。
自主学習というのは、思ったより難しいものです。
さぼっても誰にも注意されない。やるのもやらないのも自由。
自主学習は、「自己管理」をする訓練になります。
まとめ:「不登校」ではなく「自由登校」
学校に集められて、みんな同じように授業を受ける。
みんな当たり前のように進学して就職する。
そのため、不登校=悪いこと、はみ出していることのように感じられる方が多いかと思います。
しかし、そんな時代が終わりつつあります。
昔からの教育方法が合わなくなってきている。
オンライン授業のような、教育方法の改革がもっと進むことを期待します。
現代は情報も多く、働き方も生き方も、いろんな選択肢があるのだから。
今、親の私にできること
✔ 中学校に行かないことを認める
✔ 高校は通信制でも全日制でもOK
✔ 将来の選択肢を増やす
✔ 情報を集める
子育ての目的は、学校に通わせることではなく、自立して生きていけるようにすること。
私は子供には、自分の好きなように生きてほしいと伝えています。
子供の生き方を親が決めたとしても、基本的に子供の一生を面倒みることはできません。
自分の判断で責任をもって、悔いのない生き方をしてほしいです。
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