2019年に12月から、体調を崩し、 2020年1月から、
週1回2時間授業のみという 前向きな不登校生活を始めたムスメ。
不登校になるまではコチラ
困ったこと3つ
- 日光に当たる機会が少ない
- 給食がないので、昼食に悩む
- ひとりで家に居ることへの不安
日光にあたる機会が少ない
3月ごろ、朝は起きられないうえに、一日中眠そうにしているムスメ。
放っておくと昼頃まで眠っている。
よく考えると、ムスメは家にいるので、あまり日光に当たることがない。
ビタミンD不足が心配だし、精神的にもよくない。
ある日、「今日は勉強はやめて、遠足にしよう!」とムスメに言った。
最初は出かけることを渋っていたムスメだったが、「勉強よりいいや」と出かけることに同意した。行先はムスメも好きな海。 ムスメが疲れすぎないよう早めに帰宅。
3月の海にしては、青い海!(いつもは灰色) そして青空!
何回かクルマを停め、私は散歩してみるが ムスメは一向に車から降りてこない。クルマの中で好きな音楽を聴いていた。 私が手招きをすると、仕方なさそうに降りてきた。
それはそれは、本当にめんどくさそうに・・・。
10分ほど散歩すると、身体が冷えてきたので、クルマへ戻る。
ムスメは、久々の外出で少し疲れたようだった。でも顔色がちょっぴり良くなっていた。
お日様の効果かな?
給食がないので、昼食に悩む
家にひとりということで、お昼の献立は悩む。
便利な冷凍食品やカップラーメン、インスタント食品もあるが、毎日となると栄養の面で心配!出来るだけ、作り置きをしたり、材料を揃えて置いて自炊してもらうようにした。
給食は本当にありがたい存在だった!と思う。
新学期がはじまって、登校できるようになるかもしれないが、そこは まだまだ分からないのだから、食事には、もう少し気をつけなければ・・・。
病院での診察
私は原因を知りたかった。
もちろん、ムスメの精神状態も心配だったが、「頭痛」が一番心配だった。
というのも、上のムスメの脳動脈瘤が見つかり、動脈瘤予防手術を受けているからだ。同じ遺伝子を持つ下のムスメにだって可能性が無いわけではない。
周りの人や学校に相談すると、市内の一番大きい病院に行った方がいいとのアドバイスを受け、病院へ電話する。 予約をとり、ムスメを説得する。
- 頭痛の原因がわからないと、これからの対応がわからない
- 外科的なものが原因なら、その対応をしなければならない
ムスメも自分の頭痛の原因は知りたいとのことで、渋々だが、病院へ行くことを承諾してくれた。
診察
病院で症状を伝えると、「おそらく、起立性調節障害だと思われます。」とはっきり言われた。
数日後、起立性調節障害の検査を受けた。
一回ベッドで10分ほど休ませる。
検査は、起き上がってから、数分おきに血圧を測るものだった。
6分くらいでムスメは座り込んでしまった。
その後、CTを撮りに向かう。造影剤を使わない検査だったので、すぐに終わった。
結果
- CTでは、何の異常も見られなかったとのこと
- 起立性調節障害の可能性が高いとのこと
- 本人の機能的なものだということ
病院ではカウンセリングも受けることが出来るとのことだったが、「カウンセリングを受けても、あまりメリットにならないかもしれない。」と言われた。
おそらく、精神的なことより、体の機能的な要因の方が大きいようだとのことだった。
ムスメの不登校について思うこと
最初は、原因を探ることも考えたが、ムスメ本人でなければ解らない感情もある。
原因が「いじめ」ではないことだけを確認して、それ以上の追及はやめました。
追及はやめたが、今度は自分を責めた。
もしかして家庭環境が原因の一部かもしれない・・・。
私が何か負担をかけすぎているのかもしれない・・・。
私が言った何かに傷ついてしまったのかもしれない・・・。
考えるとキリがなく、情けなくなったりもした。
そしてふと、facebookのお友達のことを思い出した。
お会いしたことはないのだけれど、その方は、お子さんの不登校について発信していた。
その言葉には、お子さんへの愛情がたくさん感じられた。
辛いこともあったと思うが、本当に愛情に溢れ、明るかった。
私も、「もっとおおらかに考えてみよう」と思った。
週、1回の登校になり、ムスメの体調も安定した。
時間がたくさん出来たムスメは、一生懸命イラストを描いている。
そして本当に楽しそうだ。
先のことはわからないのだから、興味を持ったことをどんどんやってみたらいいと思えるようになった。
私は無責任な親なのかもしれないが、ムスメが元気に生きていることの方が大事だと思う。
新学期になっても不登校は続くかもしれない。
高校だってどうなるかわからないが、普通に通うのが困難なら、通信制の高校も選択肢に入れる。
いつになるのか分からないが、ムスメが動き出すまでしばらくは、この明るい不登校生活を続けてみようと思う。
コメント